ステアリング

2015年2月17日 / 未分類

ステアリングとは、車の操舵装置のことですが、これが車の操縦の楽しさや操縦感覚つまりハンドリングを決める大きな要素となっています。操舵感覚は、ハンドルのロックトゥロック、ギア比、舵取り形式により大きく異なります。ハンドルのロックトゥロックが小さければ操舵に対して車の反応がクイックになりますし、逆に大きければ車の反応が鈍くなります。

 

また操舵の切れはクイックとかスローとか言われますが、これは操舵のギア比で決まります。ギア比は、ハンドルの回転角度と前輪の回転角度の比であり、例えばギア比が15:1の場合は、ハンドルの回転角度の15分の1だけ前輪の舵が切れるということになります。ギア比が大きい場合、ハンドルを回した時の前輪の切れ角が小さいため、操舵の切れはよりスロー、ハンドルはより軽くなります。

 

よって安楽なハンドリングが可能なことから快適性を重視した車に向いていると言えます。逆にギア比が小さければハンドルを回した時の前輪の切れ角が大きくなるため、操舵の切れはよりクイック、ハンドルはより重くなります。従ってダイレクトなハンドリングが可能なことからスポーツ指向の車に向いていると言えます。

 
ハンドルのロックトゥロックが小さいこと、ギア比が小さいことの顕著な例は、F1やレーシングカートに見られる操舵装置やホンダのS2000の一部モデルに採用されたVGSです。VGSは、車速、舵角に応じてギア比を無段階に調整できる機構を搭載しており、ハンドルのロックトゥロックは1.4回転に設定されています(通常のS2000は2.4回転、一般的な車は2.5回転から3回転くらい)。

 

 

 

 

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